DX推進基本方針
ネットロック株式会社(以下、「当社」)は、物流の全体最適化を核としたデジタルトランスフォーメーション(DX)を通じ、持続的な企業価値の向上と社会課題の解決に取り組みます。
当社はDXを単なるデジタル化ではなく、ビジネスモデル・業務プロセス・組織・企業文化を変革する経営戦略と位置づけ、お客様・社会・ステークホルダーに対して中長期的な価値を創出し続けることを目指します。また、DX推進にあたり、法令遵守・透明性・説明責任を重視し、社会から信頼される企業経営を実現します。
1.DX戦略
当社は、物流全体最適化を通じて提供する価値を最大化するため、以下の3点を中心にDX戦略を推進します。
(1)お客様DXの推進(Customer DX)
自社開発システム「バンニングマスター」をはじめとする物流DXソリューションを積極的に展開し、業務の効率化・可視化・高度化を支援します。これにより、当社のみならず物流業界全体の生産性向上と価値創出に貢献します。
(2)社内DXの推進(Internal DX)
Web会議、チャット、電子契約、タスク管理、労務・経理システム等のデジタルツールを全社的に活用し、業務の効率化・自動化・標準化を推進します。さらに、AIによる自動処理、データ連携基盤の整備、分析の高度化を進め、作業品質の均一化、リードタイム短縮、生産性向上を実現します。
(3)ITアーキテクチャ刷新・データ活用戦略
当社は「物流の全体最適化」を支える基盤として、クラウド活用、API連携、データ連携基盤整備を推進し、レガシーシステム依存リスクの解消と拡張性の高い情報システム構造への移行を進めます。
また、データの一貫性・正確性・完全性を確保するため、データガバナンス体制(データ管理責任者の明確化、データ品質管理ルール)を構築します。
2.DX推進体制
当社は、代表取締役をDX推進責任者として位置づけ、情報システム部門を中核とするDX推進委員会を設置し、全社横断でDX推進を行います。
(1)推進体制の要点
- DX推進責任者を頂点とした意思決定体制
- DX推進委員会による企画・審議・進捗管理
- データ管理責任者、AI活用責任者の設置
- 情報システム部門と現場部門の協働による業務改革の推進
- 取締役会への定期報告(原則、四半期ごと)
また、エンジニア採用・育成を強化し、最新技術の獲得・活用を継続します。
3.DX戦略実現に向けた環境整備(IT基盤・人材)
(1)IT基盤整備
- クラウドサービスの標準活用
- API連携・データ統合基盤の整備
- レガシー刷新計画の段階的推進
- 開発生産性を高める開発環境・運用環境の整備
(2)人材育成・リスキリング
DX推進に必要なスキルマップを策定し、以下のリスキリングを継続的に実施します。
- データ分析
- AI活用
- プロセス改善
- システム企画
また、毎週の技術研究会、外部研修、展示会参加等により得た知見を迅速に業務改善・開発プロセスへ反映する仕組みを構築します。
(3)サイバーセキュリティ・リスク管理
DX推進に伴うサイバーリスクを適切に管理するため、アクセス管理・ログ監査・脆弱性管理・クラウドセキュリティ等の基盤強化を進めます。
4.DX推進指標(KPI)と情報開示方針
(1)成果KPI(アウトカム)
- 顧客向けDX提案成果(効率化率・可視化率・稼働改善など)
- リードタイム短縮効果
- 社内業務の工数削減率
(2)実行KPI(インプット/プロセス)
【お客様DX】
| DX関連ツール活用の提案 | 10件/年 |
| 当社導入システムのDX化の提案 | 2件/年 |
| お客様のビジネス全般に対する新規DX提案 | 1件/年 |
【社内DX】
| DX人材採用 | 1名/2年 |
| DXソリューション社内導入 | 1件/年 |
| ペーパーレス化率 | 70%(社内業務利用分) |
(3)進捗モニタリング
DX推進の進捗は定期的に経営者会議でモニタリングし、全社員へ共有します。
(4)情報開示
DX戦略およびKPI進捗状況は、原則として企業HPにて公開し、ステークホルダーへの説明責任を果たします。
5.経営者DX推進メッセージ
当社は、急速に変化する事業環境の中で、DXを通じた経営改革と価値創造こそが企業成長の基盤であると認識しています。特に以下の3点を重点施策として推進します。
- 業務プロセスの最適化・自動化
デジタル技術・AIを活用し、生産性向上と業務品質安定化を図ります。 - 顧客体験の高度化
顧客ニーズを的確に捉え、デジタルサービスを高度化することで、顧客満足度向上と企業価値向上を実現します。 - 新たなビジネスモデル創出
枠にとらわれない発想で新規サービス・収益モデルを創出し、企業の成長を加速させます。
当社は、DX推進におけるリスク(レガシー、データ品質、セキュリティ等)を適切に管理しつつ、透明性と説明責任を重視した経営を行い、社会に新たな価値を提供し続けてまいります。
制定日:2026年5月1日
ネットロック株式会社
代表取締役 新谷 斉之








